2017/02/02 21:15

こんにちは!

ON YOUR MARK COFFEEです。

前回記事で取り上げた 「コーヒーの保存」 の後編となります。

前編ではコーヒーの鮮度と劣化の原因についてお話ししました。
コーヒー保存のコツをお伝えしたのですが、今回はその詳細を説明したいと思います!


前回紹介したコーヒー豆保存のコツですが…

◆コーヒー豆の保存のコツ◆
・原則、少量を短期間で飲み切る。
・密閉できる容器に保存する。
・10日以内で飲み切れるなら冷暗所で、それ以上かかる場合は冷凍にて保存する。

でした。

◆少量を短期間で飲み切る◆

保存の上で、単純ですが一番効果があるのはこの考え方です。
消費に合わせて1~2週間で飲み切れる量を小さく買う形が理想です。
一杯10gで考えるとおおまかな目安が分かるかと思います。(コーヒーの粉の分量などはまた後日取り上げようと思います!)

とはいえ毎週コーヒー豆を買いに行くのは手間だったり、まとめてコーヒー豆を買いたい状況もあるかと思います。

そういった場合は一工夫ですが
”1~2週間で使う分”と”保存分”に分ける形をとりましょう!


◆密閉できる容器に保存する◆
コーヒー豆から水分(湿気)と光(紫外線)を防ぐために密閉できる容器に保存しましょう。
容器は密閉が可能であれば何でもOKです。ジップロックでも構いません。
容器にコーヒー豆・粉を直接入れても良いですが
袋のまま入れたほうが遮光が効くので保存性が高まります。

※画像は ハリオ(HARIO)珈琲キャニスター MCN-300Bです。
材質はガラスでもスチールでも何でも構いません。300~500g入る容量があると使い勝手が良いです。



10日以内で飲み切れる量は冷暗所で、それ以上は冷凍にて保存する◆

焙煎後、お店に並んでいるコーヒー豆も厳密に言えば”常温という温度で焙煎中”です。
0度付近まで冷却する冷凍での保管は味の変化を遅らせ、鮮度維持という点でとても効果的な方法です。

冷凍保存には2つ注意点があります。

①霜や結露に注意する
飲み切れる量と冷凍保存する分を分ける理由がコレです。
冷凍したコーヒーを頻繁に取り出したり、常温に長くさらしていると結露や霜の原因になります。
水分は劣化の原因となるので、極力開け閉めは減らしたいところです。
日常使用する1~2週間分は冷凍とは別に保管しましょう。

②匂い移りに注意する
使用済みのコーヒーを乾燥させて脱臭剤として使用する位、コーヒー豆は匂いや湿気の吸着性が高いです。
匂いの強い食品を一緒に入れる際はコーヒーが匂いを吸わないように注意しましょう。

これらの注意点を防ぐ意味でも密閉容器にはコーヒーの包材ごといれて保管することをおススメします。




次回はコーヒーのドリッパーについての記事を考えております
それでは!